首掛け扇風機は危険?爆発や巻き込み事故を防ぐための安全な使い方
夏の外出時に、首元からひんやりと風を送ってくれる「首かけ扇風機」。ハンズフリーで使えるので、屋外での作業やレジャー、お出かけの強い味方ですよね。
でも最近、「爆発事故があったらしい」「髪の毛が巻き込まれた」なんて話をネットやニュースで見かけて、不安になった方も多いのではないでしょうか。
爆発などの重大事故はスマホやモバイルバッテリーと同じ「リチウムバッテリーの性質」によるものなので、首かけ扇風機だけが危険というわけではありません。

何よりも、正しい使い方が重要なんです!
この記事では、実際の事故例や注意すべき使い方、安全性を重視した商品の選び方まで、わかりやすくご紹介していきます。
「首掛け扇風機は危険」と言われる理由
実際に、首掛け扇風機に関する事故は年々報告が増えています。なかでも特に多いのが「爆発」や「発火」といったバッテリー事故。



首から下げた扇風機が突然“ボンッ”と激しい音を立てて爆発する様子が映し出され、私も正直かなりショックを受けました…。
原因は、内蔵されている「リチウムイオン電池」の破損。
リチウム電池は精密でデリケートな部品で、たとえば「地面に落とした」「バッグの中で強い衝撃を受けた」といったちょっとしたことで内部に異常が起きて電気が一気に流れ(ショート)、最悪の場合は煙や火を吹き出すこともあります。
また、もう一つの懸念として「巻き込み事故」も挙げられます。髪の毛が羽根に巻き込まれてしまったり、小さなお子さんが誤って指やフード紐などを入れて怪我をするリスクもあるため注意が必要です。
こうした背景から、「首掛け扇風機は危険なのでは?」というイメージが広がっています。



「便利だから」と何も考えずに使うのではなく、どんなリスクがあるのかをしっかり知ったうえで、安全に使う工夫が必要です。
どうすれば安心して使える?首掛け扇風機を安全に使うコツと製品の選び方
首掛け扇風機の事故を防ぐためには、いくつかの「ちょっとした注意点」を押さえておくだけでぐんと安全性が高まります。
以下にポイントを整理してみました。
ポイント①:一度でも落としたら使わないのが賢明
「見た目は大丈夫そう」でも、内部でバッテリーが損傷していたら大変危険です。
先ほどのYouTube動画でも紹介されていましたが、落とした衝撃でリチウム電池がショートし、突然爆発した事例があります。こうした事故は、地面に落としたり、バッグの中で強くぶつけたことがきっかけで起きているケースが多いです。
また、爆発の前兆としては「異常に熱を持つ」「焦げたようなニオイがする」「充電してもすぐ切れる」「本体が膨らんでいる」などの症状が報告されています。



これらのサインが少しでも見られた場合は、絶対に使ったり充電したりせず、耐火性のある金属製の缶や鍋などに入れて、涼しくて火の気のない場所に保管してください。
そのうえで、できるだけ早く自治体や家電店の回収窓口に相談し、適切に処分しましょう。
たとえ動いていても、「いつか爆発するかもしれない」というリスクを抱えたまま使うのは本当に危険です。少しでも不安がある場合は、思い切って買い替えるのも安全のためには大事な判断です。
「スマホも何度か落としてるけど平気だったし」と思われるかもしれません。
でもスマホと違い、首かけ扇風機はバッテリーへの保護構造がシンプルで衝撃が伝わりやすい傾向があります。
しかも顔や首といった身体のすぐそばで使うもの。同じように落としたとしても、万が一のときのリスクは大きくなると思ってください。
ポイント②:高温になる場所では使用・保管しない
リチウム電池は熱に弱く、特に「車内」や「直射日光が当たる屋外」に放置すると、過熱による発火の危険性があります。
真夏の車内、ベビーカーの下、炎天下のレジャーシート上などには置かないようにし、使用後は日陰や室内で保管するのが安心です。
ポイント③:汗や水に濡らさない
扇風機を首にかけたまま汗をかくと、水分が内部に入り込みショートする恐れがあります。プールや海辺などでの使用も控えた方が無難です。
汗がたまりやすい部分はこまめに拭き、濡れたタオルの上に置かない、水場では使用しないといった配慮も大切です。
ポイント④:充電の仕方にも注意する
長時間の充電や、安価な充電ケーブルの使用によっても火災リスクが高まります。実際に「寝ている間に充電していたら発火した」事故も報告されています。
信頼できる充電ケーブルを使用し、就寝中の充電は避けること。満充電後はできるだけコンセントを抜くようにしましょう。
▼多くの専門家が、信頼できる充電ケーブルとしてAnker製を推奨しています


ポイント⑤:製品の安全設計に注目する
ネックファンの事故を防ぐためには、製品そのものの安全設計に注目して選ぶことが大切です。
少しでも安全性を高めるためにできることとして、まずはPSEマークがついている製品を選ぶことをおすすめ。



電気用品安全法に基づいて「国が定めた安全基準をクリアした製品」に付けられるマークで、電気機器の安全性を確認するうえでのひとつの目安になります。
また、羽なし構造で髪の毛・衣類の巻き込みを防ぐ設計など、安全機能が備わっているかどうかも選ぶ時のポイントになります。
最近は、安全性に配慮されたモデルもいろいろ出てきているので、次の章ではその中からおすすめの製品をご紹介しますね。
安全性と使いやすさで選ぶ!今人気の首掛け扇風機おすすめ3選
① 5wayで大バズり中!多機能&PSE認定の軽量モデル
こちらのハンディファンは、ハンディ・首掛け・卓上・スマホスタンド・モバイルバッテリーと5通りの使い方ができる優れもの!



今、楽天ランキング上位常連の大人気商品!執筆時点でレビュー数3,800件以上、評価★4.53です!!
軽量で持ち運びしやすく、ストラップも柔らかくて首の負担が少ないのがポイント。大幅値引きクーポンが配布されている時も多いですが、PSE技術基準適合品で安全面にも配慮されています。
実際のレビューでは「5wayだからどんなシーンでも使いやすくて便利」「軽いから持ち歩きが苦にならない」といった声も多くみられます。落下しにくい作りなので、夏の屋外イベントや通勤・通学にもぴったりですよ。
②楽天1位!風量&フィット感で選ぶならコレ!360°送風×羽なしモデル


大容量4600mAhバッテリーで最大8時間の連続使用が可能。羽根なし設計で髪の毛の巻き込みリスクも軽減されたモデルです。
32個の送風口が360度しっかり風を届けてくれるので、顔まわりから首の後ろまで涼しさを実感。
「風量がしっかりあるのに音が気にならない」「軽くて首も疲れない」と口コミも高評価。PSE認証&保護回路設計で、長時間使用でも安心です。
③ 大容量バッテリー&超静音!長時間使いたい人向けの高性能モデル


7000mAhの超大容量バッテリーを搭載したハイスペックモデル。最大22時間の連続使用ができるので、長時間の外出やイベントでも安心です。
こちらもPSE認証済みで、90日間の安心保証もついています。
首周り全体を包み込むように風を送る720°送風タイプ。しかも羽なし&静音設計なので、オフィスなどでの使用にも向いています。
操作もシンプルで、バッテリー残量もひと目でわかる液晶表示付き。首や肩に負担をかけにくい軽量設計もあり、「静かで快適」「夏の必需品になりそう」との声が寄せられています。
まとめ:首かけ扇風機を安全に使うために、いま一度見直しを
首かけ扇風機は暑さ対策にとても便利なアイテムですが、正しい使い方をしないと事故のリスクがあることも忘れてはいけません。
特に、リチウムイオンバッテリーが内蔵された製品は、落とした衝撃や内部の損傷によってショート・発火などを引き起こす可能性があります。見た目が無傷でも一度落としたものは使わない、というのが鉄則です。
商品選びも大切ですが、何よりも「どう使うか」が安全性を大きく左右します。
PSE認証済みの商品でも大きな衝撃を与えれば爆発の恐れがあるし、羽なしモデルでも髪の毛を巻き込むリスクがゼロではありません!



「首にかけて落下させない工夫をする」「暑い場所に放置しない」「使用時は髪の毛をまとめる」「ファンに指や紐などを近づけない」など、できる限りの安全対策は常に行うことをおすすめします。
説明書をよく読んで、使用前の点検やこまめな充電チェックを習慣にしてみてください!