こんにちは。お昼寝ブロガーみやさん( @miya3_net )です。
昨日も少し夜泣きはあったけれど、全然マシなほうだったと思います。
旦那と一緒の部屋だと、どうしても長丁場の夜泣きになったときに授乳してしまうので、始めから別室にしてみました。部屋が広くなったのでベビー布団を出しての添い寝です。
今日はちょっと詳しく今のネントレ近況を書いてみたいと思います。
昨日の子育てタイムテーブル(8m5d)
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9:30 離乳食
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10:00〜12:00 朝寝
夜泣きの影響か眠りが深かったので、長くなるけどそのまま寝かせました
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14:30〜15:00 昼寝
後少し寝せておいた方が良さそうだったのでハイローチェアに乗せて昼寝させる
自然と30分で起きてくれる
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17:30 離乳食
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18:00 お風呂
この時点でいい感じに眠そう
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18:30 授乳後、ベビー布団で即寝
寝落ちに近い形で寝ちゃった。嫌な予感。
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19:00 案の定すぐに起きてしまい泣き始める
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19:30 何をしても泣き止まず、いつもの大泣き大暴れに!
ここで「夜はどうなんだろう?」と、大好きなハイローチェアに乗せてみる。
やっぱり泣くけど、睡魔と本気で闘ってるモードに!
このままずっと側にいても無駄な感じに見えたので泣かせるネントレ方式を導入。
ちょいちょいリビングと寝室の行き来を繰り返してみる。
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20:00 5回目ぐらいの訪問でトントンしたら寝る
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23:00 起きたので授乳して、ベビー布団に移動させてみるとすんなり寝てくれた。
私も一緒に寝る
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4:00 完全に起きてしまい、徘徊を始める
ちょっかい出されつつも布団を盾にした防御で極力無視。
布団に戻してトントンを何度かしてみる。
寝たふりのはずが私もそのうち本当に寝てしまってたのだけど、最終的に私の体に頭突きする形で寝てた。
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6:30 起床、授乳
11時から夜間授乳なしで過ごせた。おっぱいカチカチでした。
久しぶりに布団にひとりだけでゆっくり眠れました。風邪気味の旦那も別室でゆっくり眠れた模様。夜泣きについて改めて色んな記事などを読み、やるなら本気でブレずに挑まないといけないと思ったので、しばらく夫婦別室で挑もうと思います。
そう改めて思わせてくれたのは中島美鈴さんの夜泣き記事
夜泣きについて検索していると、朝日新聞のアピタルというサイトにたどり着きました。
中島美鈴さんという臨床心理士さんの記事で、夜泣きについての連載があり、全て読みました。ものすごく良記事で読み応えがありました。
リンクを張ろうと思ったら…なんですか!ちょうど昨日25日にサイトリニューアルして、記事がリンク切れになって、何をクリックしてもトップページにリダイレクトされてしまうじゃないですか😱😱😱
サイト内検索したら記事自体は残されていてホッとしたけど。ダメですよ、こんなサイトリニューアルのやり方しちゃ。せめてリダイレクトかけないと!
それはともかく、特に夜泣きを科学するという記事とNo more夜泣き 2つのポイント ※下記参照 という記事が、ものすごく良くて。これ読んで、理屈っぽい私はかなり腑に落ちましたよ。夜泣きに悩むママさんに是非読んでもらいたいです!!!
記事を一部抜粋します。
強化子が『本人にとって魅力的であること』は学習を進めますが、それと並ぶくらい学習の効果を左右するものがあります。それは「強化スケジュール」です。強化スケジュールとは、強化子をどのようなタイミングで与えるか、どのような確率で与えるかということです。
何回行動が見られたら強化子をあげるかという割合に関するもの
(1)定率強化スケジュール
一定の回数の行動が見られたときに強化子が与えられる。
- 来店3回ごとにプレゼント
- 歩合制の給料
- 赤ちゃんが夜間に一定の回数泣いたときに授乳する
【効果】
他のスケジュールに比べて効果は高いが、強化の直後はしばらく行動がなくなる。(2)変率強化スケジュール
行動の回数に基づいて強化が与えられ、その回数は毎回変化する。回数の平均値は一定。
- ギャンブル
- 気分屋の異性
- 赤ちゃんが泣くときに、授乳したりしなかったりとランダムな対応をする
【効果】
効果は最も高い。強化の有無にかかわらず、休まずに行動が続く。強化を一切なくすと、抵抗が最も高い(消去抵抗、行動沸騰などと呼ばれる)。ギャンブルに“はまる”のはこのため。行動が見られた後どのくらいの時間で強化するかに関するもの
(3)定間隔スケジュール
一定時間経過後の最初の反応に対して強化が与えられる。強化の時間頃に急激に反応数が増える
- 毎月1日はポイント5倍デイ
- 3時間おきの授乳
【効果】
行動が多く現れるわけではない。強化の時間が近付いたときだけ行動が急に多くなる。(4)変間隔スケジュール
ある時間が経過してから最初の反応に対して強化を与えるが、その時間間隔は3分、5分などと毎回変化する。ただし、それらの平均値は一定。
- 魚つり
- 3時間おきだったり、1時間おきだったり、2時間おきだったりする授乳。
【効果】
行動が多く現れるわけではないが、コンスタントに続く。
変に抜粋してしまったので読みにくくて申し訳ないのですが(わかりやすい例も交えて書かれてあるので、ぜひともアピタルのサイトで読んでください ※下記参照)、この理論ものすごくわかりやすくないですか?
※2016.1.26追記
いよいよサイトからページが削除されてることに気付きました。ショック!「なぜ赤ちゃんは夜泣くか」に科学で迫るという新しいコラムで簡単に集約されてます…
「寝付くまではおっぱいなしで寝られるようになったし」と気がゆるみ、夜中の夜泣きに対しては寝言泣きじゃないなと限界感じた時点で授乳していたので、(2)変率強化スケジュール になってしまっていました。ギャンブルや悪い男にハマる心理になってしまっていたのです。道理で夜泣きが加速するわけです。
実際の場面では、それぞれの特徴や効果を見極めたうえで、より適したものを使っていくことになります。
例えば『夜間に赤ちゃんがなるべく泣かないように授乳するタイミング』としては、「定間隔スケジュール」(赤ちゃんの泣くタイミングではなく、3時間おきなど一定の間隔での授乳)がよい、ということになります。
それ以外はどうでしょう。例えば「変間隔スケジュール」(2時間おきに授乳したり3時間おきに授乳したりといったやり方)でも、泣く回数自体は「定間隔スケジュール」と同程度にはおさえられるかもしれません。
しかし、赤ちゃんの泣くタイミングでも一定の間隔でもなく、こちら側の気まぐれで授乳したりしなかったりすると、赤ちゃんはかえって夜泣きするという可能性もあります。夜泣きがゼロにはなりにくいという点でも、やめておいた方がよさそうです。
注意していただきたいのは、これはあくまで「夜泣きを減らす(もしくは予防する)」上でベストになる、という点です。
例えば『夜間の授乳は必要ないとされる月齢』の赤ちゃんの場合は夜間のみですが一気に授乳をやめてしまう「消去」が最も効果的です。
これまでなら「一定の間隔」や「赤ちゃんが泣くたび」といったタイミングであげていたおっぱい(強化子)を、夜間は一切なくします。すると、赤ちゃんは、これまで体得していた「泣く」行動をしても、「授乳」という強化子がもらえないことを感じます。そして徐々に泣く行動は減っていくのです。これが「消去」という手続きです。
夜泣きを改善しようとするときには、この「泣く」(行動)と「授乳」(結果)の結びつきを断ち切ることが鍵となります。
断乳のとき、お母さんは赤ちゃんが泣くのをなんとか最小限にして寝かせてあげたいと思い、抱っこなど別の寝かしつけ方法を行うのですが、これを改めます。「どうしたら赤ちゃんが泣かずに寝るか」と考えるのではなく、「今後赤ちゃんが夜中に泣いたときに毎回やってあげられて、しかも毎日続けられる程度の寝かしつけ方法を、赤ちゃんに教えてあげる」と考えるのです。
ポイント①
我が子を寝かせる際に「夜中に自分が毎日何度でもできるくらいラク」な方法を一つ決め、一貫してその方法で寝かせる
ポイント②
消去抵抗について予め想定して覚悟しておく
「泣かずに済む方法」ではなく「今後赤ちゃんが夜中に泣いたときに毎回やってあげられて、しかも毎日続けられる程度の寝かしつけ方法を、赤ちゃんに教えてあげる」というのがポイントですね。
うちの場合は「泣きながら徘徊が始まったら布団に戻し、オルゴール音楽をかけて、体を寄せてトントン」に決めてみようかなと思います。
赤ちゃんは「人間」なのだということを忘れてはならない
赤ちゃんと良い関係を築くことは、良い人間関係を築くことなのです。心理学なのです。
夜泣きをするということは、いよいよ知能がついて来たということなのですね。賢くなったんです。本当に夜泣きって成長の一つなのだと、親子の信頼関係を築く一歩なのだと、温かく見守りながら賢く対処して行かなくてはなりませんね。
この記事に出会えて良かったです。中島さん、ありがとうございます。
最後に中島さんの著書を紹介しておきます
とても評価の良い本ですね。中島さんの考える夜泣きの話も深く知りたいので、子育てママ向けの本も執筆いただけるよう期待しています。
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