夜泣きの原因から寝かしつけのコツまで!成功するネントレのやり方まとめました

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先日お伝えした通り、「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」の著者として有名な夜泣き専門保健師、清水悦子さんの安眠講座に行って来ました。

具体的なデータ付きの解説がとてもわかりやすい授業のような講座で、赤ちゃんの睡眠と夜泣きの見解が深まり、私の解釈は間違ってなかったと確信することができました。

その証拠に我が子の夜泣きがほとんどなくなりました。現在は夜6時半を最後に12時間の夜間断乳も成功できていて、夜中1〜2回の寝言泣きのみです。起きてもグズらず、すぐに寝てくれます。

同じく夜泣きに悩むママ友達にリクエストももらったので、今日は私が勉強して得た夜泣きに対する見解をレポートっぽくまとめてみたいと思います。

※注)かなり長文になっちゃいました

photo credit: Eira via photopin (license)

清水さんは東京大学の現役大学院生というガチ研究者

清水さんは2013年に東京大学の大学院に進学し、今もなお赤ちゃんの眠りを研究し続けているガチ研究者であることをこの講座で初めて知りました。しかも博士課程ですよ!いやぁ〜かっこいい!!

すべては娘さんの壮絶な夜泣きに悩んだ経験からこの道に進むことになったそうですが、自身の経験だけでなく、多くの赤ちゃんに基づいて学術的に研究された信頼できるお話をされていると感じました。

詳しいプロフィールは清水さんのブログに書かれています。

夜泣きの原因は2つ

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイドに詳しく書かれていますが、とにもかくにも「生活習慣」と「寝かしつけ」が鍵となっています。

①生活習慣の改善

生活習慣を改善するためには「夜になったから寝る」そして「疲れたから寝る」が適切に行われるよう、ママがコントロールする必要があります。

具体的には「早寝早起きの徹底」「昼寝しすぎないようにする」の2点です。

赤ちゃんの体内時計は未熟です。眠りを誘うホルモンであるメラトニンを分泌できるようになるのは生後3ヶ月ぐらいからとはいえ、このメラトニンはお母さんのおっぱいにも含まれているし、お腹にいる時からもお母さんからもらっているとのこと。妊娠中から生活習慣を気をつけないといけないんですね。規則正しい生活をしていた妊婦さんは、赤ちゃんの生活リズムが整いやすいそうです。

メラトニンは光の影響を非常に受けやすいので、新生児のころから少なくとも光環境を意識した生活をすることが重要です。合わせて「昼間は明るくにぎやかに」「夜は暗く静かに」と行動にもメリハリをつける意識も重要。

「赤ちゃんはいつ寝起きしてもいい」は信じないで

「赤ちゃんの体内時計が整うのは少し経ってからになるし、いつ起こしてもいつ寝かしてもいいよ」そんなことを言う保健師さんがいるそうですが、出来るだけ早い時期から昼と夜を意識した生活をした方が絶対に良いそうです。

その生活が続くと脳の発達に影響し、幼児期になってもうまく図形(三角形、四角形など)が描けない子も出てくると、実際そのような児童が描いた絵を見せてもらいました。これには衝撃でした。

②寝かしつけの改善

寝かしつけの方法は一貫していないと意味がありません。「泣かずに済む方法」ではなく「今後赤ちゃんが夜中に泣いたときに毎回やってあげられて、しかも毎日続けられる程度の寝かしつけ方法を、赤ちゃんに教えてあげる」というのがポイントです。

今後というのは、赤ちゃん期を過ぎたあとのことも指していますよ。あなたは夜泣きするたびにずっと抱っこやおっぱいで寝かしつけることができますか?

↓こちらに詳しく書いたので是非読んでください

夜泣き対策はブレずに挑むことが最重要。心理学の視点で書かれた良記事を紹介します
こんにちは。お昼寝ブロガーみやさん( @miya3_net )です。 昨日も少し夜泣きはあったけれど、全然マシなほうだったと思います。 旦那と一緒の部屋だと、どうしても長丁場の夜泣...

なぜ寝かしつけが必要なのか

眠るためには「安心」が必要だからです。動物が眠ることは最も無防備で危険な行為であるのです。動物園にいる動物たちは、立って寝るはずのキリンも身の危険がないので寝転ぶように寝ているそう。

参考:キリンはどうやって寝るか、知ってる? – NAVER まとめ

この世に生まれて間もない赤ちゃんは、言葉を話すことはおろか理解することもできず、目の前にある環境も人も知らないものばかりで、不安いっぱいのことでしょう。そんな赤ちゃんが安心して寝られるようにサポートする必要があるのです。

日本の赤ちゃんは睡眠不足

日本の赤ちゃんは世界一睡眠不足だそうです。例えばドイツでは3歳以下の子どもが寝床に入る時間は7時前が普通とのこと。しかし起きる時間は日本と同じく7時前後。それだけ睡眠不足なのです。

conbiのサイトにも生後6〜9ヶ月の子が1日に必要な睡眠時間は14〜14.5時間と書かれています。夜の睡眠12時間+お昼寝3時間でも全然寝過ぎじゃなく、普通であることを認識する必要があります。

19時に寝てくれるとほんっとに楽ですよ。子育ては24時間労働って言いますが、19時に退社する感覚になります。そのうえお昼休憩もしっかり3時間。休み中に出動しなくてはならない可能性は常にありますが、精神的にかなり楽になりました。

寝かしつけのコツ

寝かしつけは「これが始まると寝る時間だよ」「安心して眠っていいよ」というのを教えてあげる儀式的なものに当たります。

寝かしつけまでの流れが同じほど覚えてもらいやすい

まず1日の流れを定着させることが1番です。言葉もまだ通じない赤ちゃんに寝る時間を覚えてもらうためには、毎日の繰り返しが大事。同じ行動を繰り返すことで「次はねんねの時間だな」と、すんなり受け入れてもらえるようになるでしょう。

といっても毎日全く同じ行動をするわけにはいかないので、予定の少ない週に「1日の流れを覚えてもらうんだ」という覚悟で、毎日繰り返していち早く定着させてしまうのがマル🙆

ジーナ式は徹底的に時間で教えるやり方のネントレと言えそうですね。

元々枠を決められるような行動が苦手で、ここまではできない!と思う私は、夕方のみ行動を固定することにしました。うちは「日が暮れ始める⇒ごはんを食べる⇒お風呂に入る⇒寝室に行く⇒おっぱい⇒いちゃいちゃ⇒眠る時間」となっています。ココだけは出来る限り時間帯も固定できるようにしています。最近は寝室に行く時点で目をこすっていることが多いです。

ここが崩れると、翌日からいろいろ(排泄や目覚めのタイミング、機嫌など)不安定になりやすいですが、逆に言うとここさえ守れば大丈夫になりました。

お昼間はざっくり流れはできてきているものの、昼寝やお出かけの時間は臨機応変にしています。昼寝は「合計3時間を超えない」「3時以降寝せない」がマイルールです。回数は朝寝と昼寝2回が定番となってきていますが、朝寝の方が長くなることもあるし、1日1回まとめて昼寝になることもあるし、細切れに3回になることもあります。それでもマイルールさえ守っていれば、支障ないように思います。これなら私でもずっと守れそうです。

ちなみにお出かけの時は昼寝の時間気にしてません。眠りが浅そうなので。むしろ疲れてしっかり夜寝てくれる気がする。

もちろん私が決めたやり方が万人共通でベストでないと思うので、それぞれのライフスタイルに合う流れや赤ちゃんの好みを見つけてみてください。

寝かしつけの方法はずっと続けられるものならなんでもいい

上に書いた通り、自分が最もやりやすい「今後赤ちゃんが夜中に泣いたときに毎回やってあげられて、しかも毎日続けられる程度の寝かしつけ方法」を見つければ何でも良いようです。抱っこや添い乳をやめたほうがいいと言われるのは、ずっと続けられないからです。できるだけ自力で寝かせる、それでいて愛を伝えやすいやり方が良いと思います。

私の決めた寝かしつけ方は「オルゴール音楽をかけて、体を寄せて一緒に添い寝して軽くトントン」です。音楽って何をする時間なのか伝えやすいし、流すだけなのでめちゃくちゃカンタンでオススメです。

「夜中泣いた時に毎回やってあげられて」とありますが、うちは最初の寝かしつけだけ入眠儀式をするようにしました。

親も一緒に眠る(寝たふりする)のが1番

なぜ最初の寝かしつけ以外、入眠儀式をやめたのか。それは一度寝せてからは親が狸寝入りをするのが一番だと知ったからです。

清水さんの講座の中でも、「そんなときは狸寝入りをするのが一番いいよ」という話がたびたび出てきました。それはなぜなのか。それにもきちんとした理由があります。

先ほどの動物園のキリンの話を思い出してください。最も信頼できる親が無防備に寝ている姿を見せることは「安心して寝ていいんだよ」を伝える最もわかりやすい手段だとおっしゃっていました。清水さんが添い寝を推奨している理由の神髄はここにあるのです。寝たふりは無視とは違うのです。

うちも最も夜泣きがひどいときは、真夜中に泣きながら徘徊してイタズラをしてくるタイプだったので(数々の暴行を受け、傷だらけになりました。笑)、もちろん放っておくと泣きます。無視するとどんどん加速します。

「それって泣かせるネントレやん!」と思うかもしれませんが、清水さんは決して泣かせないネントレを推奨している方ではないのです。添い寝を推奨しているに過ぎません。NHKの「助けて!きわめびと」に出演されていたときも、内容は(夜泣きをする赤ちゃんの)お姉ちゃんも一緒になって家族全員で寝たふり作戦を行うものでした。

外国のように子ども部屋にひとりぼっちで寝かせるまでしなくても、添い寝の方が理にかなっているのではと感じます。

今の時期なら布団で防御しやすいですよ。うまくかわすことも、上手に狸寝入りするコツのひとつです。いたずらできない環境を大人の工夫で意図的に作り、素敵な女優を演じきりましょう。

そのうちあきらめて寝ます。絶対に。最初は1時間以上かかることもあって参りましたけど、毎日続ければたった数日でめっきり治まりました。

行動を一貫する

とにかく一度決めたら行動を一貫すること。それが早道です。少しでも気持ちが揺らいで、その場しのぎの対応をすると、翌日以降もっとひどくなります(経験済)。こちらで書いた通り、ギャンブルや悪い男(優しくしたりそっけなくしたり)に執着してしまう心理と全く同じなのです。

入眠儀式だけで眠るまで見守らない泣かせるネントレ方式(上記で言う、外国のように子ども部屋にひとりぼっちで寝かせる方式)でもいいと思いますが、泣いている間はママが来てくれるんだと解釈されてしまうとブレそうなので、私には難しいなと思いました。

私は現在、夜中も寝言泣きを超える泣き方で、このままいくと長引きそうなときだけ、あらかじめ上記の入眠儀式を少し補っています。徘徊まで始まってしまったら布団にそ〜っと仰向けに戻して、寝たふりしつつ抱き寄せながら優しくトントンすると即寝るようになりました。ひどい暴行を伴う夜泣きからたった1週間でここまで治りました。すごいです。

周りを気にしなくて済む環境で挑む

夫婦で寝室を別にすることに抵抗があったのですが、夜中に大泣きが始まるとどうしても翌日仕事のある旦那(しかも睡眠に対して私より格段にデリケート)のことが気になって、つい口を塞ぐようにおっぱいを咥えさせたり、別室に移動したりしてしまっていたのです。

はじめから別室にして本気で夜泣き対策に挑むようになってから、一気に好転しました。家族だけでなく、ご近所さんのことも気になると思いますが、夜泣き対策は短期決戦が1番です。大きくなるにつれて声も抵抗も大きくなりますよ。

寝かしつけの方法を変えると最初は必ず抵抗がありますが、数日我慢するか、数ヶ月我慢するか、数年我慢するか…です。夜泣きは幼稚園ぐらいになっても続くことがあると聞きました。

ちなみに言葉が通じるようになり、ドアを開け閉めして寝室から出て大人のいるリビングに来てしまうような年齢になった時も、寝る時間であれば「もう寝る時間だから寝ようね」と寝室に戻して、言い聞かせる内容からブレずに一貫するのがポイントとのことでした。

トントンしないほうがいいこともある

ネントレ中の寝かしつけで、なにかと聞かれる「トントン」。今回の講座でも質問したママさんたちから「トントンしても寝ない〜」など、「トントン」という言葉が毎回キーワードのようにたくさん出てきました。

その中で清水さんから印象的な回答がありました。

「トントンすることは「ママ起きているよ」と言っているのと同じことですよ」

清水さんの本で何かと出てくる「寝言泣き」。赤ちゃんは言葉をしゃべれないので、寝言を言うときは泣くそうです。ただ寝言を言っているだけなのに、ママが必死にあやすことによって起こされてしまうパターンも多いのだとか。トントンすることも、気をつけないと覚醒に繋がることが多いようです。

夜中に泣いても、少なくとも数分は狸寝入りのまま様子を見ることが大事。

寝室はできるだけ暗くする

特に徘徊するタイプの子は、真っ暗にすると効果が高いとのこと。実際うちも豆球も消すようになってから眠りが深くなり、そういえば徘徊をしなくなってます。

安心して眠るようになってから寝相もよくなり、息をしているか確認しないと心配になるぐらい深い睡眠が得られているように思います。大嫌いだったお布団を、今はちゃんとかぶって寝てくれています。

スマホもパソコンもテレビも厳禁

赤ちゃんと向き合う姿勢として良くないというのもそうですが、何よりもブルーライトが睡眠の大敵なので厳禁とのことでした。

授乳スマホをやめて娘としっかり向き合ったらネントレ成功した…はずだった ※追記あり
うちの娘はこれまでずっと添い乳で寝かしつけてきました。新生児のころから↑このように気持ちよさそうに寝てくれる方だったので気にしてなかったのですが、夜泣きが始まるようになり、寝かしつけに問題があ...

親子の信頼関係が重要

添い寝だけで安心して寝てくれるようになるのは、親子の信頼あってのこと。それこそが本に出てくる「30分のいちゃいちゃタイム」なのですが。

ずっとかまってあげられなくても、たった30分でもいいのです。ママが最高に愛していることをしっかり態度で伝えていくべきです。

私は今仕事をしているわけでもないので、ずっと一緒にいます。でもずっと一緒にいるからこそ、おとなしくしてくれているうちはほったらかしにしてしまいがち。昼間も集中して遊ぶ時間を作るようにしています。

そうすると寝る前30分のいちゃいちゃタイムを楽しむ間もなく寝ていくようになってしまいました。寝入る前も全く泣かずに深い眠りへ到達し、真夜中まで寝言泣きすらなくなりました。寝始めの数時間は寝てもすぐに泣いてしまっていたので、ほんと信じられないです。

最近娘の笑顔や私に対する仕草が変わったように思います。心と心が繋がったというか。成長したこともあるのでしょうけど、しっかりとコミュニケーションをとっている感触を味わっています。親子の信頼関係が築けてきた証拠だといいな。

夜泣きの改善は赤ちゃんにもママにも優しい

清水さんの講座では、結びに「あまりに壮絶な夜泣きの日々が続いて、夜中のオムツ替えで虐待の一歩手前の行動をしてしまった」そして「最終的に泣くのをガマンする娘に育ってしまった」との辛い経験談がありました。同じような経験をするママを作りたくないとの想いから、精力的に夜泣き改善の活動されているそうです。

清水さんも言っていましたが、「夜泣きを改善すると心の余裕ができる」ことを本当に実感しています。もちろん昼寝も然り。しっかり寝てくれるリズムが整うと、赤ちゃんもママも寝不足が改善してご機嫌。赤ちゃんもママも楽になれますよ。

一人でも多くのママさんが夜泣きから解放される日が来ますように。

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この記事にいただいたコメント

  1. ゆう より:

    ブログの紹介、ありがとうございます!参考になりました!ちょっと少しだけでも寝る前の生活リズム見直してみます!

  2. のんちゃ より:

    夜泣きの件まとめて下さってありがとうございます。
    とても参考になりました!
    生活リズムの見直しから、自分と赤ちゃんに合った寝かしつけを考え、短期集中で頑張ろうと思います!

    私もみやさんとお子さんの様な関係、築けるといいなぁー!

    • みやさん より:

      こちらこそ!来てくれてありがとうございます!!
      短期集中で流れの兆候だけでもつかめたら、かなり楽になると思うので是非ためしてみてください。少しでも改善しますように。。。

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